皆様、おはようございます。
今日も昨日に引き続き暑い1日となりそうですね
早速ですが、福岡市水道局の受付カウンターにはこんなものがあるんです。
福岡市型の給水装置標準配管モデルです。
配管がコンパクトにまとめられていてとても分かりやすいですよね
宅内にある蛇口を捻ると簡単に水が出てきますが
出てくるまでにはこのような経路を通っているんです。
水道会社で働いていないとなかなか知る機会は少ないかなと思います
▼受水槽模型もありました。
受水槽とは、ビル・マンション・学校・病院などや一時に多量の水を使用する建物などで
水道管を通って送られてきた水をいったん貯めておく容器のことです。
~受水槽のメリット~
・配水管の水圧が変動しても給水圧・給水量を一定に保持できる
・一時に多量の水の使用が可能
・断水時や災害時にも給水が確保できる
・建物内に水使用の変動を吸収し配水施設への負荷を軽減することができる
などがあります。
一方、受水槽は清掃や年に1回の点検など適正な管理が必要なこと、
夏場の水温上昇、滞留時間の長時間化があることが利用者に水質不安を抱かせる要因ともなっています。
『受水槽と貯水槽ってなにが違うの?』という質問をよく聞きます。
貯水槽は水を貯めておく設備や施設の総称です。
受水槽のほかに高架水槽や水道水以外の水を貯める水槽も称しています。
受水槽は貯水槽の一種で、主に建物の1階や地下に設置されている水道水の水槽のことです。
ちなみに受水槽式の給水方式は
ポンプ直送式・高置水槽式・圧力水槽式の3つが主流です
なんとなくご理解いただけましたでしょうか?
それでは本日も、ご安全に!