本日は道路掘削の事を紹介いたします。
詳しく言いますと、路面切削、影響切り、本復旧の流れをご紹介できたらなと思います。
東区松島1丁目ビルの新築工事と道路掘削を行いました。
道路の中に給水管や排水管の本管が埋まっています。
なのでその本管からビルに配管するために道路を掘るのですが、
掘って、配管して、埋めて、ハイ終了\(^o^)/
じゃないんです!!配管後も水締、転圧を何度も重ねて埋めていきます。
ただ土戻して、アスファルト流すだけじゃないんです!知ってましたか?
またしても、私は知りませんでした。(ホントに知らないことだらけです(;´д`))
大まかな説明ですが、道路の工事完了までに 掘削し、仮復旧、その後本復旧をします。
プラス仮復旧から本復旧までに1週間程度時間を置かなければいけません。
今回は本復旧の事にスポットをあてていきます。
機械や人力にて路面取壊し、路盤を平らにするために転圧します。
アスファルトと土に少し段差があるの分りますでしょうか?
この段差に乳剤を散布します。
※乳剤(アスファルト乳剤)…加熱して液状化したアスファルトに色々な薬品を加えて高速で混ぜ合わせ乳化させた液状のアスファルト
乳剤は浸透用、混合用など乳剤の用途により種類分けされており、
主に、プライムコート と タックコート を使用します。
※プライムコート…路盤とアスファルトのなじみを良くする(土や砕石の上にアスファルトを施工するときに散布)
※タックコート…表層との接着を強化する(アスファルトとアスファルトをつなぐときに散布)
散布後、再密アスコン(再生密粒度アスコン)を投入します。
再密アスコンはアスファルト混合物なので、
プライムコート→タックコート→再密アスコン とアスファルトのミルフィーユ状態なんですね。
再密アスコンをアスファルトレーキにて均一にします。(運動場などにあるトンボのような道具です。)
ランマーやプレートにて転圧し
(転圧をしっかりすることで路盤沈下を防ぎ、道路のデコボコをなくす役割があります。)
本復旧の終了です。長い工程をふんでいるんですね~~。
配管するために掘削するところからと考えると、とてつもなくたくさんの工程があり
時間がかかるのが分かりますね。
道路工事はいつでもどこでもしているイメージだと思いますが、どの現場でも通行人が安全安心に歩けるために
この様な工程をしてると分かったので 『工事中か~やだな~』 (記事用のマイルドな言い回し)なんて言えないですねっ!
皆様もどうか工事中に出くわしたときは暖かく見守ってください!
よろしくお願いしまぁぁあーーーーす!!