皆様、おはようございます
11/2(木)、福岡市中央区の天神スカイホールにて
石綿飛散防止対策や働き方改革などに関する合同研修会があったそうです。
弊社でも石綿作業主任技能講習(2日間)を受講するなど知識を高めてはいますが、
直接工事に携わっていないとピンと来ない人が多いかもしれません。
今回は【石綿】への理解を深めることをテーマに書いていきたいと思います♪
まず石綿の読み方からですが…(せきめん)や(いしわた)と呼ばれているようです。
アスベストというと、聞き馴染みがある方がいらっしゃるかもしれません。
石綿をオランダ語でアスベストと言うそうなので、同じ意味と思って良さそうです。
では、なぜ石綿に関して講習会が開かれているのか?
それは……
石綿の繊維が、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、肺がんを起こす可能性があるからです。
石綿は建築物や船舶、機械などに使用される断熱材や防音材などに含まれる化学物資です。
その化学物質は先に述べたように健康に悪影響を及ぼします。
なので、石綿対策を必ずしなければいけません。
石綿対策は例えば……
石綿含有材の調査・除去・封じ込め、作業員の防護、石綿による健康被害の予防などがあります。
潜伏期間は15~20年と言われているので、転職してしばらく経って発症ということもよくある話だそうです。
肺がんの恐れがあると分かった現在では原則として製造・使用などが禁止されていますが、
古い建物などにはまだまだ使用されているので対策をしっかりしておくことが重要です。
研修会や講習会でよく取り上げられている石綿(アスベスト)に関して、少しでも分かっていただけたら嬉しいです。
それでは本日も、ご安全に!